どこにいても私はわたし。

テネシー州ナッシュビルで駐妻してました。その後の日本の生活日記。

辛くて泣いている駐妻へ、大丈夫だよと言ってあげたい

※2018/7/30加筆・修正しました

「海外生活…なんか楽しくない!辛い!帰りたい!!」

今、ご主人の海外赴任についてきたはいいけれど、環境に慣れなくて友達もいなくて辛くて泣いてる駐妻さんへ、大丈夫私もそうだったよ!今は辛いけど半年頑張ればかわるよ!と全力で共感&応援したくて今日の記事を書いてみる。

なぜこの記事をこのカテゴリーにしたかというと、今まさに海外生活を全然前向きに楽しめてない駐妻さんがいれば、このカテゴリーを見て、こんな泣いてた人も今普通に生活できてるやん!!と少しでも考えられるようになれば・・・と、私の情けない過去も誤魔化さない感じでいきたいから。(ブログの一番最初の記事を読んで、ここから2ヶ月経ったかーと思うと感慨深いものがある)

あ、前提として昔も今も私はアメリカが好きだと思ったことはありません(なんとー)。

 多分子なし駐妻が一番思われてること。

「自由な時間がたくさんある」

確かにその通り。でもここは日本じゃないから日本と同じようなライフスタイルが出来るわけじゃない。仕事は出来ないし(ビザ、語学面)、1人で気ままにカフェ、本屋、図書館、買い物(あとそれに私はカラオケ)をしようと思ってもいつもどこか緊張していて日本ほど心がくつろげるわけではないし。海外なりの充実した時間の過ごし方を見つけようと思って楽しめる何かを探し常に情報を検索して予定を埋めようとしない限り1ヶ月予定が何もないということが十分起こりえる。その「やってしまった感」と言ったら、日本にいた時の比ではなく…。

私は今2ヶ国目の駐在だけど前回もそして今回ですら、最初の3ヶ月はこの罪悪感と無力感とで(これまで全力で仕事をしてきた身から突然言葉も勝手もわからない&夫がいないと生活出来ない立場へ突き落とされプライドぼろぼろ)、ほぼ毎日泣いていました。

泣きながらそれで何をしたか。知り合いが欲しいならやっぱり外に出ないといけない。そう思って実際に行動が出来るほど心が前向きになるのに私は3ヶ月かかりました。この期間は人によって違うはずなので無理のないペースで考えればいいと思います。現地での知り合いを作るきっかけそのものが手探りだけど、私の場合は語学が一番興味を持てたことだったので、学校に通い始めて友達が出来ました。前回はラッキーなことに2ヶ月目ですごく気の合う友達が出来て、今回は半年目でお茶に誘える友達が出来ました。長かった…。

我が家は日本人駐在者の繋がりがないこともあってきっかけは自分で作っていかないといけないのもきつかったかな。勿論、日本人ネットワークの一端に入れるなら、まずはそこから知り合いを増やしていくでいいと思います。とにかく無理はしないこと。

 そう、駐妻生活で一番大事なことの一つは無理をしないこと。(もう一度言った)知り合いを作ろうと頑張っていると次にある落し穴がこれなんだなー。

「あれ?この人と会うと家に帰ってからすごく疲れるかも…」

もしそう感じることがあれば。…はっきり言おう、多分それは今気が合わない人。無理して友達でいる必要はないです。また自分の気持ちが整って久し振りに会おうかなーと思える時が来れば連絡を取ればいい。今はそっとフェイドアウトしましょう…。

そしてうちは子どもがいないのでお子さん連れの方の準備から段取りから慣れない現地での生活&子育ての大変さは想像でしかわからないけど、でも子なし駐妻なりの大変さってのもわかりづらいよね?と思ってる。良し悪しあるそうだけどママ友ネットワークは最初の知り合いつくりのきっかけとしては最高じゃないかなー。ついでに我が家は決して好き好んで子どもがいない訳ではないので、子どもがいないから夫婦二人身軽でどこにでもいけて楽しそうでいいなーと思われるのはちょっとしんどいかなという個人的な主張をしておきたい。

今回一番つらかったのは旅行ですらこの国に来たいと思ったこともなく興味もなかったこと。当然出発前日も行きたくないと愚痴ってたし飛行機の中でも帰りたかったし、最初の3ヶ月はずっと帰りたいって夫に泣いてました。一部の友達に「いいじゃん海外!いいじゃんアメリカ!」と、駐妻生活最高じゃない!!って言われるのもきつかった。ただでさえ夫しか話す人がいないのに日本の友達にすらしんどい気持ちをわかってもらえないなんて絶望的な(気持ちが後ろ向きな時には何もかも絶望に思える)。何なら腹立たしく感じてきたのでこれはまずいとしばらくそういう友達と距離を置いて自分の心を守ることに徹しました。誰が悪いでもないから…。

数ヶ月経って今、日々の生活を楽しめる心の余裕は出来たけど日本で生活しているのと変わらない感覚で毎日を過ごしているだけで、アメリカだから楽しい!良かった!という気持ちはあまりない。日本国内だって合う土地合わない土地あると思うし、海外だから駐在したからその土地が絶対好きにならなきゃいけないってことはないと思う。最近これでいいかと気が付いてから気持ちが楽になりました。

もし、今辛いっていう人がいたら。全然おかしくないです。全く違う環境で慣れなくて当然です。皆楽しそうに海外生活してるように見えるけど、全員最初からそうだった訳じゃないはず。少なくとも私は違いました。

ご主人に泣き言を言ってね。たくさん甘えて大丈夫だよって言ってもらって。ひとしきり泣いたらご主人と自分のために美味しいご飯でも作ってゆっくり寝よう。

そして、明日はちょっとだけ勇気を出して新しいこと行動してみませんか。疲れたら無理せず休めばいい。私たちに時間はたくさんある。

そしてね、もし本当にしんどい時は、日本に帰ってもいいんだよ。帰る場所があるのは悪いことじゃないから。 


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