どこにいても私はわたし。

テネシー州ナッシュビルで駐妻してました。その後の日本の生活日記。

駐妻、水彩画クラスに通う

教会ESLが夏休みに入り今年は何をしていたかというと、週1で水彩画クラスに通ってたりしてます。まったく絵心のないくせに、アメリカはアートが盛んじゃない?と去年からやってみたくてしょうがなかった私。見つけた時から夏季クラスの発表をずっと待っていて、オンライン登録がオープンになったと同時に申し込み。翌日には満席になっていたので人気の高さがうかがえる。全10回で$80!安い!!これくらいで済むなら気楽かな~と申し込んでみたら登録してから実はちょっと大変だったり。

登録後にしか詳細情報がわからなくて、でもアート学校での開催だし必要なものは全部借りれるんだろうと思っていたらなんと案内メールに添付されていた持ち物リストには

「絵具10種(色指定有り)、絵筆4種類、水彩画の画用紙」。全部自前かい汗。

この色指定のある絵具がAmazonで探しても出てこなくて、最終的に画材屋さんへ。自分で探そうと思ってもまあ何がどこにあるかさっぱりわからないので店員さんに聞いて案内してもらうことに。そしたら親切な店員さん、リストを見ながら絵具をかごに入れてくれるんだけど、チューブ1つ$4するので、$4×10=$40?!と思って、さすがにたった2カ月程度の習い事に本格絵具チューブは現実的ではないなぁと購入を見送り。でも収穫があって、リストに書かれていた色指定の1つは『今はもう販売されてないわ』とのこと。何だとー。『この色が変わりの色ね』と代替品の色情報を教えてもらい、似たような色が揃ってればなんでもいいのかな?と思って結局家に帰って何色かセットになってるパレットをポチることにした。その他の道具はそのまま画材屋さんで購入。

いざ、当日。行ってみると、想像通りマダムだらけ。先生もすごくマダム。ほんで、生徒さん皆10色どころか、それ全部で何色あるんですか?っていう年季の入った本格的パレットをお持ちでらして…。絵筆も何本あるのかわからない充実っぷり。え、完全素人なの、私一人?っていう。。授業の最初2週間は先生が『ここはこんな感じで~』とさらさらさら~と描いてやってみせてくれたけど、基本自由。皆自由に描いている。先生から『今日はこれを書きましょう』とかも無し。必死に描くものを探す。

ほぼ手探り目隠し状態で始まりましたが、こんなでも見よう見まねと、数時間紙と筆に向かう作業を毎週繰り返していましたら、不思議とちょっとは習得してくるもので。先生は巡回していて生徒さんそれぞれにアドバイスをくれるのですが、先生の英語の9割方わからない。それで得意のカンと聞き取れるわずかな単語で読み取りアドバイスを取り入れる。先生も大変だったと思う笑。

英語に関しては本当にさっぱりわからない状態で、先生のアドバイスもだけど、先生と生徒さんが皆楽しくずっとお喋りしているその会話もまあ9.5割方わからない。話の終わりの方で「あ、今こんな話してたんだな??」と推測で終わるような状態です。この状況について、個人レッスンの先生が一度録音してちょっと持ってきたら?と言ってくれたので聴いてもらったところ、先生の英語は南部訛りだね~と言ってました。でも他の生徒さんはそんなに訛ってるようには聞こえないので、やっぱり単純に単語や言い回しを私が全っっっく聞き取れていないんですね~。でもいいの。わかんなくても絵に向き合っていればいいから。

残すところあと数回になってきてしみじみ思うのは「私に絵は向いてない」。まず最近「書きたいものを探す」ことがストレスで笑。生徒のマダムさんたち、凄いんですよ。毎週新作書いてる人もいるし、これを描きたいの!と目をキラキラさせて話してる人もいるし。なので、山に登りたい人にその理由を聞くのが野暮なように、絵を描くことが好きな人は息をするように絵を描くものなんでは…と。私、絶対向いてない。

あと水彩画を甘くみていたのは、ものによっては下絵のスケッチをするんです。鉛筆で。それってつまり「絵」ですよね。鉛筆書きだけで下手うまわかるじゃないですか。どう見ても、下手、私。色をつけて何とか綺麗に見えるだけで。それが先のマダムたちなんかは、下絵無しにさらさらさら~っと描き始める方もいて。それがすっごく上手だったりして。あんな風に描けるなら、絵を描くことが好きって言えるだろうな~と思う。

絵に向かいあってるもんで(響きだけはかっこいい)、殆ど喋ることはないのですが、生徒さん同士が使っている英語の褒め言葉を盗んでいます。マダム達だから変な言葉もないかなと思って。

"incredible" "fantastic" "absolutely awesome" "breathtaking"とかとか。お婆ちゃん世代だからか、"cool"はあんまり聞かないかな。

ちなみに、こういう申し込みの際の「枠、定員」に使われる英語はspotらしいです。

 "I hope I get a spot."(定員があるから)申し込めるといいな

 "Spots remanining. 2" 残席 2

絵心がなくても、それなりに楽しめるゆるーいクラスでよかったなぁと思ってます。このゆるさは海外ならでは。

去年のスペイン語も懐かしい。来年の夏は何をしようか今から考え中。 

yuki824.hatenablog.com

 

 

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